いよいよ、4年間待ち望んできた決勝です。
(今日は珍しくオヤジさんからも「今日は決勝だね!」とメールがありました。もう74になりますが60を超えたあたりから相当サッカー観戦にはまっているみたいw)



2008年スペインのサッカーに魅せられてからは2年。

今大会、徐々に調子の上がってきたスペイン。

負けなしで文字通り勝ち進んできた、攻撃陣が万全のオランダ。

「堅守速攻」が目立っていたように感じるこの大会、このカードは観ていてオモシロいゲームになるはずです。もう、「どっちが勝つ」とかもうどうでもいい感じ。

オレンジと紅でしょ?どっちがサブユニなのかなぁ・・・と「どうでもいいこと」が気になりますw

今日の決勝の笛を吹くのはハワード・ウェブさん、そして第四審判は日本の西村さん、副審の控えに相楽さんです。日本選手より先に決勝進出です。






今日、5月のロードショウから観たくてしょうがなかった「レフェリー 〜知られざるサッカーの舞台裏〜 」を渋谷に観に行ってきました。
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ミニシアターで客席数が70席くらいかな?ほぼ満席で少年1人とか、家族で、女性2人とか・・・様々な層で埋まっていました。

僕も少年サッカーの審判はします。
サッカーの経験がない分、試合前は当たり前のルールも読み返しますしカード、ペンをどこに持つかでさえも緊張して何回も確認します。次元は違えど審判の感情が克明に描かれています。



決勝で笛を吹くことが出来るのは一人だけ。その栄光の裏側にあるのは・・・。

審判の場合は、出身国のジャッジは出来ない・・・・という、こればかりは仕方のない決まりがあるので「運」もあるとは思いますが、選ばれた者だけがつとめることの出来る檜舞台。
euro2008を舞台にそんな”審判チーム”の闘いが記録されています。
ポーランドーオーストリアを裁いたウェブさんにはじまりイタリーのロゼッティさん、ハンガリーのカサイさん・・・
オフサイドでありながら得点を認められたポーランドが最後に正しいジャッジでPKを取られ引き分けに持ち込まれる・・・・そこからこの映画は始まります。
主審と副審、そして第四審判のインカムを通じた「やりとり」というよりはチームプレイ。
時に「自信がない・・・」とミスを認め、時に「それでよい」と励まし。
選手に「今のゴールはオフサイドだった・・・」「ミスジャッジがあったすまない・・・」
こんなコミュニケーションを中心に進んでいきます。
サポートする審判委員会。家へ帰る審判チームをつげなければならない審判委員会。
審判世界の深い部分を見せてもらいました。



「サッカーはミスのスポーツ」


よく聞くフレーズですが、そこには同じ人間であるレフェリーのミスも含んでいるのかもしれません。




サッカーをプレーする人も、見る人も。
審判の経験がある人も、審判に文句いうのが趣味の人も。


観て損はないと思います。おすすめします♪










見終わったあと渋谷の雑踏の中で食べてきました。
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久しぶりの渋谷・・・・つかれたぁ〜